本日のブログ(記事)をご覧くださりありがとうございます。 本日は
補助金の申請の際、皆様が恐らく全員思うであろう 「補助金はいつ入金されるの?」
というご質問に回答させていただきます。
この 「補助金はいつ入金されるの?」という質問にはまず補助金の
申請の流れをご理解いただかないことには始まりませんのでまずは
補助金の申請から採択までの流れをご紹介させていただきます。
この流れは弊社に補助金申請をご依頼いただいた場合の流れですが
どこの会社もおおまかな流れは変わりません。
※ 図1
補助金の申請~交付までの流れをご確認いただけたら分かるように
おおまかに 補助金の申請をコンサルタントや 補助金申請会社に依頼するとこのような
13の流れがあります。
補助金の申請から入金されるまでの13のステップ
をご紹介させていただきます。 あくまでも今回の流れは 弊社のような補助金を支援してくれる
補助金申請支援会社や補助金コンサルタントへ依頼した場合の流れです。
流れ1: GBIZIDの開設
まずは何といってもGBIZIDの開設です。GBIZIDがないと何も始まりませんので
まずは補助金を検討すればすぐに開設しましょう。暫定プライムアカウントや
プライムアカウントなどありますが基本的には「プライムアカウント」のみお選びください
流れ2: 補助金申請支援会社、補助金コンサルタントと契約
補助金申請を検討し補助対象経費、締め切り、流れを確認して納得すれば
補助金申請支援会社と契約し申請に着手します。
流れ3: 補助金申請支援会社、補助金コンサルタントとヒアリングシートの記入
どこの補助金申請支援会社でも補助金コンサルタントでも事業計画書を制作するうえで欠かせないのが
ヒアリングシートの記入です。
流れ4: 送付いただきたい資料の手配
事業計画書以外にも必要な書類が補助金によって変わります。加点が入る制度の書類の準備や
不正に補助金を使用しない旨を記入した宣誓書の記入など各補助金によって異なる
補助金申請に係る書類の準備が必要です。
流れ5: 担当コンサルとのお打ち合わせ
ヒアリングシートや補助金申請に必要な書類や環境が整えば
補助金申請支援会社やコンサルタントとお打ち合わせです。現状、ZOOMなどで
オンラインでお打ち合わせが多いようです。
流れ6: 事業計画書作成
記入いただいたヒアリングシートをオンラインによるお打ち合わせに
よってさらに深堀した内容をもとに担当のコンサルタントが書類の作成に入ります。
流れ7: 申請手続き
事業計画書が整いましたらGBIZIDを用いてJグランツより申請を行います。
事業再構築補助金などの大型補助金は申請画面でも時間がかかりますので
余裕をもって申請を行いましょう。特に補助金の締め切り日には多くのアクセスが
入りサーバーダウンが発生した過去もありますので当日の申請は絶対に避けましょう
流れ8: 採択結果の発表
補助金の申請の締め切り日から2か月~3か月後に採択結果が発表です。
基本的には4月に補助金が開始されて 翌年3月までに5回ほど
申請がありますが4月に近いほど採択率が高い傾向にあります。
流れ9: 補助金交付決定通知が届く
補助金が採択されると事務局より「補助金交付決定通知書」が届きます。
この書面に記載のある金額が補助金の金額となります。 この「補助金交付決定通知書」
が届く前にも事務局から補助対象経費について確認が入るケースが多いですので
補助金が採択されたからと言って安心しないようにして頂き事務局からの連絡に
素早く対応してください。
流れ10:補助金申請支援会社や補助金コンサルタントへ成功報酬の支払い
「補助金交付決定通知書」に記載のある金額を定義として成功報酬の支払いの請求額と
請求のタイミングを確定する補助金申請支援会社が多い傾向にあります。
事前に打ち合わせを行った費用を準備しておきましょう。場合によっては※つなぎ融資も活用しましょう
流れ11:補助事業の開始
「補助金交付決定通知書」にある交付日以降に補助事業を進めることができます。
いよいよ申請した事業計画書通りの計画を進めることができるので素早く事業に着手し
ましょう。この際、流れ12の 事績報告書に必要な各書類を準備しておく必要があります。
流れ12:完了(実績)報告書の作成・送付
申請した事業計画書通りの事業計画を完了した際にはその旨、事務局に報告し
補助金の入金を依頼する必要があります。「実績報告書」の作成には以下の
書類が必要になるので事前に準備しましょう。
(1)見積もり
(2)発注書
(3)納品書
(4)請求書
(5)振込明細書(必ず銀行振込で支払いが必要です)
(6)補助対象経費のそれぞれの証拠写真
流れ13:補助金の入金
流れ12:の実績報告書の提出が完了し事務局の確認や審査が終われば
やっと補助金が入金されます。ここまでに長い工程と時間がかかります。
以上、補助金の申請から入金までの流れをご紹介させていただきました。
思った以上に早い入金でしたでしょうか? 私がお伝えさせていただきたかったのは
補助金の入金は申請した事業計画書の補助事業期間によって前後することをお伝えしたかったのです。
補助事業期間が長ければ入金は当然遅くなりますし短ければ補助金も少しは早く入金されます。
この入金されるまでの期間を理解して資金繰りや事業計画を検討する必要があります。